Wonderwallから始まり、ノエルに終わる

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エブリリトルシングの持田香織について

持田香織

持田香織とは編集

 
エブリリトルシングのライブへ始めて行ったのは、2005年の冬だった。冷たい日々が続き、僕は一人暮らしをしていて、自分の時間を持て余していた。ふと、金券ショップで手にしたエブリリトルシングのライブチケット、僕はたいして期待をせず、大阪の夜のライブ会場、厚生年金会館の大ホールに足を踏み入れた。
 
楽曲についても、知識がなかった。『Time Goes By』や『フラジール』しか知らなかった。
持田香織の顔すらあやふやで、ギターの伊藤一郎に至っては存在すら分からなかった。
 
席は、三階の中段で、ステージが小さな楽器を取り込み、ひとつの景色として僕の目に映る。僕は背をもたれて、エブリリトルシングが登場するのを待った。
 
細い、陶器のような女性が立っていた。洗練された歌唱力と、美しさが澄み渡っている女性、彼女こそが持田香織で、僕の初めての出会いだった。
 
一瞬で、心を射抜かれた。ライブが終わるころには、すっかりファンになっていて、
僕の中では、『オアシス』のギャラガー兄弟、村上春樹と相まって、持田香織は尊敬する女性として名前を連ねている。
 
CDの購入は『オーディナリー』で停止し、ライブへは2年行っていない。
僕が年を取った ということもあって、静かに応援させてもらっている。
 
陶磁器のように綺麗で、心にはちからがあって、人を魅了する抜群の女性、それが僕にとっての持田香織像であり、多くの人が感じていることだろう。